2009年6月29日月曜日

六章


高解像度のM-Earthを某山主さんにお見せしたら、『判り易いけど、自分は等高線の地図を見ただけで十分。頭の中でイメージできる。』と言われてしまいました。

それなら、等高線バージョンもと、やってみましたが、「ウ~ン、イマイチ」・・・当たり前か・・・

1.航空写真バージョン


















2.等高線バージョン


















当然、表示されている等高線とG-Earthが3D描画している等高線とは異なる訳で・・・

でも、ゼンリン並みの住宅地図としては使えそうです。

2009年6月20日土曜日

五章

 
高解像度写真のGoogleEarth(M-Earthと勝手に命名)は完成したものの、肝心の携帯GPSは資金不足で手に入らず、またまた暗礁に乗り上げてしまい、悩み続けた私は或る日の事、日頃愛用している「iPhone」にGPSの機能があることを思い出しました。

「うぬぬ・・・ひょっとしたら、こやつでもできるのでは?」

早速、iPhone用のGPSソフトである「iTrail」を350円でダウンロード。

試しにiPhoneと一緒にお散歩してルートをプロットしてみました。

おおっ!できるやん!・・・精度はさていおいて・・・しかし、バッテリーが持たないか・・・


















そんな時、山主さんから電話が・・・
「あ~この間のグーグルなんとか・・・ようわからんけど遊んでもエエで」

よっしゃあ~~~、これで、携帯GPSがGETできるかも?
 

2009年6月18日木曜日

四章


「M-GISの航空写真の座標は何処にあるんや~」と探し回りましたが見つかりません。
「判らない時は、その道のプロに聞くべし!」と早速、M-GISの担当者様に泣きつきました。
答えを聞くと「な~るほど」と目から鱗・・・Yさん、お世話になりました。
詳細は省きますが(実はここからが大変だったのですが、又の機会に!)

とにかくグーグルアースに高解像度写真をKMLで貼り付ける事に成功しました。

う~ん・・・美しい・・・
マークしている山林はあくまでもサンプルです。所有者の方、ごめんなさい!



















今度は反対側から、ズームイン!ショボイPCでもグリグリ動きます!



















しかし・・・目的は山林管理・・・携帯GPSを購入する資金が・・・

To Be Continued・・・

2009年6月17日水曜日

三章


しかし、これからが難題でした。

M-GISの航空写真地図は沢山の写真の集まりです。一体、これをどうやってグーグルアースに貼付ければ良いのであろう。















グーグルアースには「イメージオーバレイ」という画像を地図上に貼り付ける機能がある事までは解ったのですが、個々の写真が果たして座標データを持っているのだろうか?

二章


早速、グーグルアースで山林のある箇所を覘いてみたら・・・















えぇ~、画像がボケボケ・・・そうです。大都市や市街地は高解像度の航空写真なのですが、地方の山間部はこのような荒い画像しか表示されません。これでは、山林管理には到底使えません。

またまた、暗礁に乗り上げそうになりましたが、我が三重県には「M-GIS」という高解像度の航空写真を掲載した立派な地図システムがある事を思い出しました。

2009年6月16日火曜日

一章


山林の所在地を把握するには、「公図(法務局)」や「山林地図(森林組合)」があるようですが、「公図は当てにならない」とか「山林地図には他人様の情報も一緒に掲載されている為、個人情報保護の観点から閲覧はできるがコピーはできない」等の問題があり、暗礁に乗り上げてしまいました。手元にはメモ程度の手書きの地図があるだけです。

そんな時、知り合いの土地家屋調査士さんから、「最近の携帯GPSは性能が凄いよ。ほらっ、これだ。」と購入したばかりの「GARMIN社のGPSMAP60CSx」を見せられました。

「カッコエエ!・・・しかし、これをどうやって地図にするねん?」

そう言えば・・・偶に見ているグーグルアースのメニューに「GPS」の3文字があったような・・・

序章


ひょんなことから、他人様の山林を管理する羽目になった私は、持ち前のぐうたらな性分から、少しでも楽をしてやろうと師匠やPCの力を借りる事にしました。